オープンソースの CloakBrowser 代替
CloakBrowser は多くのユーザーを抱える、実力のあるエンジンレベルのステルス Chromium ですが、パッチ済みのバイナリはクローズドソースです。Clearcote も同じくエンジンレベルで、より新しい Chromium を使い、すべてのパッチを読んで再ビルドできるオープンビルドを提供しています。
CloakBrowser とは?
CloakBrowser(CloakHQ 製)は、Python・JavaScript・.NET 向けに Playwright と Puppeteer の薄いラッパーを備えた改造 Chromium です。Clearcote と同じく、ステルスは注入する JavaScript ではなく、コンパイル済みの C++ パッチ(現行リリースで 87 件、Chromium 151 ベース)で実装されています。ローカルでも Docker でもセルフホストでき、起動時にフィンガープリントのシードを生成し、人間らしい入力を再現するモードや、オープンソース(MIT)のプロファイルマネージャー GUI も備えています。GitHub スター約 31,600、PyPI の月間ダウンロード数約 840,000 と人気も高く、両者の共通点は実際に多いので、その点は公平に評価すべきです。
主な違いはオープン性です。ラッパーは MIT ライセンスですが、ステルスバイナリとそのパッチはクローズドソースで、中身の確認も再ビルドも再配布もできないビルド済みバイナリをダウンロードすることになります。料金体系は現在 Clearcote と似ています。最新ビルドは GitHub でサインインすれば同時 1 セッションまで無料、旧版の v146 ビルドは無料でダウンロードでき、同時実行数を増やすにはサブスクリプションが必要です(執筆時点でキャンペーン価格の月額 $19 から)。
Clearcote vs CloakBrowser
| 機能 | Clearcote | CloakBrowser |
|---|---|---|
| アプローチ | エンジンレベルの C++/Blink パッチ | エンジンレベルの C++ パッチ(87 件を公表) |
| Chromium のバージョン | 153(現行安定版) | 151 |
| ステルスパッチ | オープンビルドはすべて読める(BSD-3)、最新ビルドは非公開パッチを追加 | バイナリはクローズド、MIT なのはラッパーのみ |
| 再現可能ビルド | あり(オープンビルド) | なし:中身の見えないビルド済みバイナリを配布 |
| 無料の最新ビルド | GitHub で無料、同時 1 ブラウザ | GitHub で無料、同時 1 セッション |
| 自動化 API | Playwright と Puppeteer(Python、Node、.NET)、CDP | Playwright と Puppeteer(Python、JS、.NET)、CDP |
| セルフホスト / Docker | 可能:CDP エンドポイント + 公式イメージ | 可能:バイナリを自前で実行 + Docker |
| 検証 | 手法を公開:リリースごとに CreepJS で監査し、294 項目の公開監査も提供 | 独自の結果表を公開、CreepJS は含まれない |
| 有料プラン | Pro は月額 $49、ベータ期間中は同時実行数の上限なし | 同時セッションを増やすなら月額 $19 から(キャンペーン価格) |
比較は 2026年9月 時点のものです。CloakBrowser のライセンス:ラッパーは MIT、ステルスバイナリはクローズド。内容は変わることがあるため、最新情報は各プロジェクトでご確認ください。
Clearcote が選ばれる理由
監査できるビルド
Clearcote のオープンビルドはすべてのパッチをソースで読めるので、中身を確認できないバイナリを信用する代わりに、ブラウザのアイデンティティを何がどう変えているのかを正確に把握できます。
再現可能
オープンビルドをソースからビルドし直し、バイナリが一致することを確認できます。中身の見えないダウンロードを鵜呑みにする必要はありません。
より新しいエンジン
Clearcote の最新ビルドは Chromium の現行安定版(執筆時点で 153)に追従しています。CloakBrowser の現行ビルドは 151 です。
主張するだけでなく、検証できる
整合性は、リリースごとの CreepJS を含む公開テストで確認しています。また、Clearcote が公開している 294 項目の監査は、誰でも任意のブラウザに対して実行できます。
CloakBrowser のほうが向いている場合
- 有償サポート付きですぐに使える商用製品が欲しく、バイナリを監査する必要がない場合。
- 少数の同時セッションを、最も安い月額料金で使いたい場合。
- 人間らしい入力機能やプロファイルマネージャー GUI を、最初から使いたい場合。
- CloakBrowser は正当なエンジンレベルの選択肢です。クローズドソースのモデルがチームに合うなら、実力のあるツールです。
よくある質問
CloakBrowser はオープンソースですか?
一部だけです。Python・JavaScript・.NET 向けのラッパーとプロファイルマネージャーは GitHub 上で MIT ライセンスですが、ステルス化した Chromium バイナリとそのパッチはクローズドソースで、中身の確認も再ビルドも再配布もできません。Clearcote のオープンビルドは完全にオープン(BSD-3)で、再現可能です。
CloakBrowser は無料ですか?
最新ビルドは GitHub でサインインすれば同時 1 セッションまで無料で、旧版の v146 ビルドは無料でダウンロードできます。同時セッションを増やすにはサブスクリプションが必要で、執筆時点ではキャンペーン価格で月額 $19 からとなっています。最新の価格は同社サイトを確認してください。Clearcote の最新ビルドも同じ仕組み(GitHub で無料、同時 1 ブラウザ)で、オープンビルドはアカウント不要で無料です。
Clearcote と CloakBrowser はどちらもエンジンレベルですか?
はい。どちらも JavaScript を注入するのではなく、C++ パッチとしてステルスを Chromium に組み込んでビルドしており、どちらもセルフホスト可能で Playwright / Puppeteer 互換です。違いはオープン性(オープンで再現可能なビルドか、クローズドなバイナリか)と、Chromium のバージョン(執筆時点で 153 と 151)です。
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