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オープンソースの nodriver 代替

nodriver は undetected-chromedriver の後継で、高速かつ非同期、Selenium を使わずに CDP を直接扱います。ただし操作するのは素の Chrome なので、フィンガープリントは手元のマシンのものです。Clearcote は CDP 中心の使い心地はそのままに、フィンガープリントと TLS をエンジン内で変更します。

nodriver とは?

nodriver(undetected-chromedriver の作者による)は、Selenium と chromedriver バイナリを完全に捨て、Chrome DevTools Protocol と非同期で直接やり取りします。これにより WebDriver に由来する検知の手がかりが丸ごとなくなり、高速で使い心地も良好です。ライセンスは AGPL-3.0 で、GitHub スターは約 4,800、PyPI の月間ダウンロード数は約 280,000。最新リリース(0.50.3)は 2026 年 5 月に公開されました。コミュニティフォークの Zendriver は修正の取り込みが速く、Docker サポートも追加しています。

nodriver はドライバーであって、エンジンではありません。操作する Chrome は素のままなので、ネイティブのフィンガープリント値は変わらず、同じマシン上のセッションはすべてそのマシンのアイデンティティを共有します。CDP で操作すると CDP 使用の痕跡(Runtime.enable 系のリーク)が残ることがあり、TLS や HTTP/2 の制御もありません。また AGPL-3.0 はネットワーク利用にも及ぶ強いコピーレフトで、商用や SaaS で使う場合には実際に検討が必要な点です。

Clearcote vs nodriver

機能Clearcotenodriver
アプローチ エンジンレベルの C++ パッチ:ネイティブな値 素の Chrome を CDP で直接操作
フィンガープリントの制御 エンジン内で整合性のあるペルソナを構成 ホストの実際の値
TLS / ネットワークの整合性 名乗る Chrome に一致(JA3/JA4 + HTTP/2) ローカルの Chrome が送るまま
インターフェース Playwright と Puppeteer + 常駐の CDP エンドポイント 独自の非同期 CDP API(Python)
ライセンス オープンビルドは BSD-3 AGPL-3.0(ネットワークコピーレフト)
メンテナンス状況 活発 最新リリースは 2026 年 5 月
料金 オープンビルドは無料、最新ビルドは GitHub で無料 無料・オープン

比較は 2026年9月 時点のものです。nodriver のライセンス:オープンソース(AGPL-3.0)。内容は変わることがあるため、最新情報は各プロジェクトでご確認ください。

Clearcote が選ばれる理由

ドライバーだけでなく、エンジンを変える

nodriver は WebDriver という継ぎ目をなくしますが、操作するのは改変されていない Chrome です。Clearcote はフィンガープリントをエンジンに直接パッチするので、Canvas、WebGL、navigator が整合性のあるペルソナを示します。

整合性のあるネットワーク層

nodriver は TLS と HTTP/2 をローカルの Chrome 任せにしています。Clearcote のハンドシェイクは、名乗っている Chrome のバージョンに従います。

寛容なライセンス

nodriver は AGPL-3.0(ネットワーク利用にも及ぶ強いコピーレフト)で、商用や SaaS のチームの多くが敬遠するライセンスです。Clearcote のオープンビルドは BSD-3 です。

同じ CDP の使い心地で、対応範囲はより広く

すっきりした CDP 中心のワークフローはそのままに、Playwright と Puppeteer、Docker、MCP サーバーも使えます。

nodriver のほうが向いている場合

  • 軽量な非同期 CDP スクレイパーが欲しく、用途的に AGPL-3.0 でも問題ない場合。
  • 対象サイトの難易度が低〜中程度で、ホスト自身のフィンガープリントで問題ない場合。
  • あるいは組み合わせる手もあります。nodriver はカスタムのブラウザパスを受け付けるので、Clearcote のバイナリを操作できます。

よくある質問

nodriver と Clearcote の違いは?

nodriver は素の Chrome を操作する非同期の CDP クライアントで、Clearcote は Playwright・Puppeteer・CDP エンドポイントから操作する改造 Chromium です。nodriver はドライバーの継ぎ目をなくし、Clearcote はエンジン内でフィンガープリントを変えて TLS/HTTP-2 の整合性も保ちます。後者はどちらも nodriver の手が届かない層です。

nodriver はブラウザフィンガープリントを変えますか?

エンジンレベルでは変えません。改変されていない Chrome を操作するため、Canvas、WebGL、navigator、TLS スタックはすべて素のままです。nodriver が注力しているのは、WebDriver と chromedriver まわりで検知の手がかりになる部分をなくすことです。

nodriver と Zendriver、どちらを選ぶべきですか?

Zendriver は nodriver のコミュニティフォークで、修正の取り込みが速く、型付けやリント、Docker サポートが加わっています。アプローチは同じです。Zendriver との比較を参照してください。

AGPL ライセンスは問題になりますか?

チームによっては懸念になります。AGPL-3.0 はネットワーク利用にも及ぶ強いコピーレフトで、商用や SaaS のチームの中には敬遠するところもあります。Clearcote のオープンビルドは BSD-3 です。

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